南部町
南部の武田信玄 川の名人となる。
南部町のもじり漁伝承者 鍋田進さんは、NPO法人が実施する、高校生聞き書き甲子園における、聞き書き対象:全国の海・川名人20名に認定されました。
「南部町の武田信玄知らないなんて~」と南部町役場で言われ、あわてて伺った南部町万沢の鍋田 進さん
いつもお世話になっている「まるわ茶園」さんもお知り合いとのことで、
ご一緒にうかがいました。
なんの事前勉強もなくうかがった御自宅には、 ものすごい大きな燈籠や、庭石、植木…
造園屋さん??とおもいつつご挨拶をさせていただき、玄関へ。
「こうすると、魚がよってくるんだ」とやさしくお話ししてくださる鍋田さん。
なるほど!武田信玄そのものです。
お話を伺うと…冒険家の風間深志さんも敬愛する、全国でただひとりのもじり漁の伝承者!
雑誌や本、各種メディアでも有名な方です。
「もじり漁」とは、竹で編んだ籠を仕掛けて魚を獲る漁で、富士川では、幕末期には相当盛んに行われ、船の運航に支障が出るほどだったと言われています。
現在使われている「もじり」は、円錐形で底面が上流に向けられ仕掛けます。底面の直径は広い部分(いわゆる横)で210cm、縦140センチ。直径約3cmの竹を割らずに組んであり、全長は約6メートル!陸に上げられているときは、籠はついていませんが、川に仕掛けられるときは、長さ45cmほどの魚籠が円錐の先につけられます。
流れのきつい、瀬に奥様と息を合わせて仕掛けますが、とても危険で誰でもできるものではないそうです。
鍋田さんは、「へーうちのおかーちゃんがえらいってゆうから今年はもうやらんって考えてるだ」とおっしゃいましたが…たったひとりの伝承者。やめないでいただきたいものです。
アユ・ウナギのほか、モクズガニ(ここらではズガニと呼ぶ)、コイ、ナマズ、ウグイなどもとれるそうです。
子どもたちも見学に来たり、
大学生は体験に来たりするそうで
初めて見た「もじり」は巨大!!
すごいですー
そして、
第一回海・川の聞き書き甲子園 全国20名の名人に選ばれた方
すごーい
でも
なによりすばらしいと思ったのは
地元、地元の人のためならば、損得考えず成し遂げてしまうということ。
企業のCSRもボランティアも
言葉に表現せずとも実行している鍋田さん。すばらしすぎますー
またもういちど、じっくりお話しおきかせくださいね。
(しかし、本業はなんですか??)
2010.10.05